補聴器の使用場面による分類
補聴器の使用場面による分類
話し手と聞き手の人数によって使い分けることができます。
1人の話し手対1人又は複数の聞き手、多数の話し手対1人又は複数の聞き手などで使い分けます。
テレビやCDの音を聞く、電話などの場面によっても分けられます。
補聴器の伝達、代替方法による分類いくつかを組み合わせ、トータルでのコミュニケーションが必要です。
・磁器誘導(ループ)
話し手の声をアンプで増幅して、ループに電気で流し、受信用コイル(補聴器のT)で聞くものです。
広い会議室、講習会などで使われます。
・FM電波、赤外線
FM電波は、話し手の声を送信機から電波で飛ばし、それを受信機(FM補聴器など)で受けて聞くものです。
赤外線は話し手の声をアンプから赤外線で飛ばし、それを受信機で受けて聞くものです。
屋内のみで使用されます。
・有線
補聴器に外部マイクを接続し、話し手の口元に近い位置にマイクを置いて聞くものです。
拡声装置会話やテレビの音などを大きくしたい時に使用します。
感覚代行機器ファクシミリ、テレビ電話、ポケットベル、字幕放送、振動式の時計、玄関ベル、聴導犬などがあります。
補聴器の種類
補聴器の種類
補聴器は、パワーを上げ、なおかつ、小さくなるように進歩している。
それは、電子工学の進歩と歩調をそろえている。
初期(1960年代)の補聴器は、弁当箱ぐらいの大きさだった。
1970年代ぐらいになると、タバコ箱ぐらいの大きさになった(『ポケット補聴器』という)。
いずれも、受信部、バッテリーが収まった箱をポケットに入れていた。
そして、イヤーモールドとよばれる、耳あなにはめ込む樹脂殻と細いケーブルでつながっていた。
1980年代は、外耳の上部に引っ掛けるような形の補聴器(『耳かけ補聴器』という)が現れた。
(外耳の上部に引っ掛ける機具の中に、受信部・バッテリーが入った。これらとイヤーモールドは短いチューブでつながっていた。)。
1990年代になると、耳の内部に入れるタイプの補聴器(『耳あな補聴器』という)が現れた(イヤーモールドの中に、受信部・バッテリーなどが全て入った。)。
2000年代になると、今までのアナログ補聴器とは異なるデジタル補聴器が現れた。
(アナログ補聴器は、基本的に入った音を全て拡大する。なので、雑音も拡大されてしまう。デジタル補聴器は、人の声を拡大し、雑音をなるべくおさえるように細かく調節できるタイプの補聴器。
しかし、最先端の補聴器のため価格がアナログ補聴器と比べて高い。)
現在使われている補聴器は、耳かけ補聴器、耳あな補聴器が中心。少数の人が安価なポケット補聴器を使っている。
デジタル補聴器の使用状況は20〜25%ぐらい。